情報基盤統括センター 概要
[所在地]
西に東シナ海、東に太平洋が見える緑豊かな沖縄本島中部に位置する西原町の高台に琉球大学はあり、その広い構内の北東部に情報基盤統括センターはあります。
[歩み]
琉球大学情報基盤統括センターは、昭和47年琉球大学電子計算機室から出発し、昭和51年学内共同利用施設の計算機センター、そして昭和62年情報処理センターに改称、さらに平成10年4月に省令化により、学内共同教育研究施設の総合情報処理センター、そして令和3年4月1日には情報基盤統括センターに改組されました。
[ネットワークシステム]
平成4年3月には、これまでの汎用計算機を一基おく情報処理集中管理方式から、UNIXをOSとしたワークステーションを分散配置し学部に一部中枢機能を持たせた学部サテライトステーション分散処理システムに更新され、同時に基幹FDDI網及び支線イーサネット網(RAINS :Ryukyu Academic Information Network System)が配置されました。
当RAINSは、平成7年度末にはマルチメディア対応の高速ATM網を基幹とする複合ネットワークシステムへと発展しました。
その後、学内全研究室からインターネットと情報処理センター内機器の利用が可能になりました。
平成11年1月には、教育研究用の基幹ネットワークとして、ギガビットイーサネットワークシステムを導入、平成19年4月には10Gイーサネットを導入し、ギガビットイーサネットワークシステムと2重ネットワークを実現。その後、平成22年4月には広帯域光ネットワークを導入しました。
[外部ネットワークとの接続]
平成4年度末には学術情報ネットワーク(SINET)のノード校となり、それまでの大学間コンピュータネットワーク(N1-NET)にかわり、SINETとの接続を開始しました。
その後、回線増強を行い、令和3年度現在のSINETとの回線は、20Gbpsで接続されています。
[センターの役割]
琉球大学情報基盤統括センターはコンピュータ等情報機器並びにキャンパス内ネットワークの整備を行うことにより、学内の教育環境ならびに研究環境の充実を行う役割を担っています。
情報基盤統括センター 沿革
昭和47年 (1972年) |
4月 理工学部に琉球大学「電子計算機室」を設置 4月 FACOM230-15システム一式を導入 4月 喜屋武盛基教授が室長に就任 9月 山下崇教授が室長に就任 9月 FACOM230-15稼動開始 |
昭和49年 | 9月 山下崇教授が室長に再任 |
昭和50年 | 12月 喜屋武盛基教授が室長に就任 |
昭和51年 | 8月 FACOM230-35システム一式を導入 9月 電子計算機室が学内共同利用施設となり、計算センターへ改称 9月 喜屋武盛基教授がセンター長に再任 |
昭和53年 | 9月 喜屋武盛基教授がセンター長に再任 |
昭和55年 | 4月 千原キャンパスに計算センター棟(640m2)完成 6月 計算センターが千原団地に移転 9月 喜屋武盛基教授がセンター長に再任 |
昭和57年 | 1月 FACOM M-180 AD一式を導入 9月 喜屋武盛基教授がセンター長に再任 |
昭和59年 | 9月 喜屋武盛基教授がセンター長に再任 |
昭和61年 | 4月 FACOM M-360一式を導入 9月 喜屋武盛基教授がセンター長に再任 |
昭和62年 | 4月 計算機センターから情報処理センターへ改称 |
昭和63年 | 2月 CPUをFACOM M-760/8に入れ替え 9月 石島英教授がセンター長に就任 |
平成 元年 | 9月 情報処理センター員制度を導入 |
平成 2年 | 9月 石島英教授がセンター長再任 |
平成 4年 | 3月 汎用機からワークステーションを中心としたUNIXシステムを導入 9月 新城明久教授がセンター長に就任 FDDI基幹ネットワークと支線イーサネットワークの設置 |
平成 5年 | SINETのノード校 |
平成 6年 | 3月 キャンパス情報ネットワークの導入 9月 新城明久教授がセンター長に再任 |
平成 7年 | 5月 喜屋武盛基教授がセンター長に再任 |
平成 8年 | 3月 ATMネットワークの導入 3月 システム更新 4月 石島英教授がセンター長に再任 |
平成10年 | 4月 情報処理センターから総合情報処理センターへ省令化 4月 翁長健治教授がセンター長に就任 |
平成11年 | 1月 システム更新、ギガビットイーサネットワーク導入 |
平成12年 | 4月 宮城隼夫教授がセンター長に就任 |
平成13年 | 9月 アカデミック情報ネットワークシステム導入 |
平成14年 | 4月 高良富夫教授がセンター長に就任 |
平成15年 | 3月 キャンパス情報処理システム更新 |
平成19年 | 4月 キャンパス情報処理システム更新、10ギガビットイーサネットワーク導入 |
平成20年 | 4月 和田知久教授がセンター長に就任 |
平成22年 | 4月 遠藤聡志教授がセンター長に就任 4月 広帯域光キャンパス情報ネットワーク導入 |
平成23年 | 4月 キャンパス情報システム更新 |
平成26年 | 4月 千住智信教授がセンター長に就任 |
平成27年 | 4月 ISO27001:2013(情報セキュリティマネジメントシステム)ISMS認証取得 10月 キャンパス情報システム更新 |
平成30年 | 2月 ISO27001:2013(情報セキュリティマネジメントシステム)ISMS再認証更新 |
令和2年 | 4月 古川雅英教授がセンター長に就任 10月 キャンパス情報システム更新 3月 ISO27001:2013(情報セキュリティマネジメントシステム)ISMS再認証更新 |
令和3年 | 4月 情報基盤統括センターへ改組 4月 古川雅英教授が情報基盤統括センター長に就任 |
令和4年 | 4月 福田英昭教授が情報基盤統括センター長に就任 |